【結果】7/2 ワンデイ グリーン
優勝 志村 泰貫(テニスサンライズ)/準優勝 山本 容央(桜田倶楽部)
今回も猛暑の中の開催で選手にとっては過酷な環境での試合になった。体調不良になる選手が出ないと良いなと思いながらスタートしたが、案の定、2人途中棄権。夏の試合に臨むにはしっかりと準備が必要なことを実感したはず。当日の飲み物、アイスバッグ、捕食等の準備だけでなく前日の睡眠時間等もとても大事。
子供の体力は無限にあると思ったら大間違い。子供に大丈夫?と聞いたら大丈夫と答える子が大半。ワンデイは練習試合なので無理してまでやることはありません。
4月に学年も変わり、オレンジボールからグリーンボールに移行しているメンバーとグリーンボール常連のメンバーが交じり合う大会になった。途中棄権者も出た為、途中で全員での総当たりに変更。ルールも6ゲーム先取ノーアドバンテージから4ゲーム先取セミアドバンテージに変更して、初めてのルールに混乱するメンバーもいた。普段、ノーアドの試合ばかりしている子供たちは2本連続でポイントを取ることの大切さ、大変さを知らないのでこれもよい経験。このステージではまずしっかりと深いボールを打てることが大切。その中で中に入っていけるボールを逃さず高い打点でコーナーを狙えるかどうか。その次に角度をつけて相手をコートの外に追い出せるかどうか。ここまでしっかりできるとネットプレーに出る機会も増え、コート全体を使ったプレーができる。今回、全勝で優勝した志村泰貫はいろんなボールを使って相手を崩し、コートの中でのアタックもパワフルなショットを打ち抜けていたのが勝因となった。気持ちが切れることもなく暑いなか最後まで元気に戦っていた。すごくゲームを楽しんでいるように見え、今後が楽しみな選手の一人。あれやこれやと大人は考えるが、この年齢の間はとにかく、テニスというゲームを楽しむことを忘れず、楽しむ中で学びを増やしていってほしいですね。年々、夏の気温が上昇しているので体調管理を第一に。最後にもう一つ。みんなの前でのスピーチは恥ずかしいけど自分の思いを人に伝えることはとても大切。これも練習が必要ですね。