【スタッフブログ】 プリンス テニスラケット

2019-06-10

~スタッフブログ~

東京都調布市にあるテニススクール

 

桜田倶楽部・東京テニスカレッジ

テニスで本物を目指す

こんにちは。桜田倶楽部・東京テニスカレッジで一般テニススクール(大人・ジュニア)・育成ジュニアコースを担当している森實翼です。
今回のテーマはプリンスのラケットについてです。今回は、僕がおすすめするグラファイトシリーズについてです。
まず語る上で外せないのが1976年に登場したクラシックとグラファイトですね。

僕はまだ生まれていませんでしたが、当時としては異様な姿のプリンス「クラシック」は、これまでの約 70 平方インチを一気に 110 平方インチという巨大なフェイスに拡大してしまう「ラケットの怪物」だったそうです。
この「デカラケ」を考案したのは、『ヘッド社』の創始者であるハワード・ヘッド氏でした。
使用していたプロ選手はアガシ、サバティーニ、セレス、チャン、杉山愛、スペーディア、ギャンビル、ヒューイット、フェレーロ、コリア、スリチャパンと数えきれない程です。
ジュニア当時は東京のどのクラブ、スクールでも見る大人全ての人がグラファイトを使っていた記憶があります。フェイスを大きくしたことによりボールを当てやすく回転をかけやすくなりテニスの高速化に繋がっていきました。
色々ある名器の中で紹介したいのがマイケルチャン グラファイトです。このラケットは従来のグラファイトにプラス1インチ長く作られていてチャンのカバーリングを広げサービスの強化にも繋がり、「長ラケ」イノベーションは世界を驚かせました!

近年のプリンスはテキストリーム第2世代に突入し、ここにトワロン(アラミド系繊維の一つで、振動減衰性(早く振動を収束させる)の高さと、類い稀な強度を個性とする素材)も組み込まれ、マイルドな打球感、食い付きがよく飛ぶとパワー、スピード、フィーリングとプレーヤーの3つの要求を全て満たすラケットになっています。
桜田倶楽部にも試打用が用意されていますので体感してみましょう!

実はPrinceスタッフの中には、桜田の卒業生もいて、ラケットの開発やシューズの開発担当をしています。
日々進化するラケットの話やまだ世に出ていない開発中の物を見たりと、なかなか体験できないことをさせてもらっています。
生徒の皆さんにもPrinceの最新テクノロジーを伝えて行けるように頑張っていきます。
是非、レッスンの時にラケットを試してみてください!