【結果】ワンデー 2月14日 オレンジ

2021-02-19

優勝  田原大輝(桜田倶楽部) 準優勝 増田蹴馬(桜田倶楽部)

一人以外桜田メンバーの、心は逃げたい、しかし勝ちたいオレンジボール。
優勝の田原選手、初優勝!勝ち気があるので、どうしたら勝つかを常に考えているのが感じられるのが凄い。勝ちを意識しすぎて、しっかり打っていないバックハンドが課題。
敗れたが、諦めない戦いができた増田選手も成長が感じられる。ジャッジの正確さは、凄い。目がついていっていると感心。
決勝の二人のサーブがいい。これから伸び盛りなのでまだ低身長だが、サービスをしっかり打っている。ストロークの打点が昭和(ラケットを必要以上に落としてスピン、打点も膝まで落とすという感覚)なのがもったいないです。

他の選手も、もっと今を大切に頑張りましょう!お父さん、お母さんや他の家族は、取りにくい予約や食事に送迎、テニス代まで、応援してくれているのです。色々言いたくても、我慢もしているのです。そこを分かれと押しつけはしないのですが、今を大切にしてほしいです。

脱線しますが
バレンタインデーの前日は、私の恩師 西野陽司さんの命日でした。陽司さんは、桜田倶楽部でも、指導していた事があります。
ソフトテニス出身の私が、ボレーができるようになり、ダブルスやボレーの楽しさを伝えられるのは、陽司さんに巡り会えたからです。あの、繊細で大胆なネットプレーは、今でも目に焼き付いています。
コーチは、やる気が大切。テニスは、自分が上手くしてあげれるからと、コーチも沢山育て、皆、今でもストリンガーやコーチ、社会人プレーヤーなどで、テニスを大切にしています。入江コーチは神戸の頃からの先輩です。
「いつも言い訳からはじまるな〜」と私の欠点を上手に指摘してくださったのも、陽司さんでした。
仕事終わりに、6時間以上、テニスや昔の話を週6日なんて事もよくありました。お兄様は、西野真一さんです。天才肌で、ポイントを教えるのが凄く上手くて。そんをほんわか上手にレッスンで伝えるのが陽司さんで、お二人と一緒に仕事ができたのが、今、桜田倶楽部でも仕事できる自分を作ってくださったと思っています。そんな陽司さんとまた勉強させてもらおうとしていた矢先、陽司さんは心筋梗塞でお空に逝ってしまいました。まだまだ、教えて頂きたかった。
ですから、今を大切に、テニスを大切にしてもらいたいと考え、テニスコートにいます。
どこかで観ていてくださる師を感じて。

千葉香織