【スタッフブログ】ジュニアのラケット選びについて

2020-03-22

こんにちは一般ヘッドコーチの宮崎です。

今回は、ジュニアラケットについて書きたいと思います。

通常、ジュニアラケットは「19・21・23・25・26」の長さがラインナップされています。

※長さの表記はinchになります

※メーカーによっては、17inchのラケットをラインナップに加えているメーカーもあります。

 

桜田倶楽部が用具提供して頂いている「prince」では、

KIDS&JUNIORカテゴリーのラケットとして、19inchからのラケットが揃っています。

 

では、何を基準にラケットの長さを選んだらよいのでしょうか。

選ぶポイントを、いくつか上げてみたいと思います。

①身長

②レッスン時に使用しているボールの種類

③技術の習熟具合

 

①身長

腕を下げた状態でラケットを持ち、コート(地面)にラケットがつかないかをチェックしてください。

ラケットが下についてしまうとラケットが破損する原因にもなりますし、またその衝撃がケガにつながることにもなりかねません。

下記は年齢と身長によるラケットサイズの目安になります。参考にしてください。

対象年齢 適正な身長 ラケットサイズ
2~5歳 85~105cm 19inch
3~6歳 95~115cm 21inch
4~7歳 105~125cm 23inch
6~9歳 115~135cm 25inch
7~11歳 125~145cm 26inch

 

②レッスン時に使用しているボールの種類

近年「play&stay」というプログラムが浸透しています。

このプログラムは、3つのステージがあります。

「レッドボール・オレンジボール・グリーンボール」と3種類のボールを使い、

それぞれのボールに応じたコートサイズで練習を行います。

各ステージにおける適正なラケットサイズがあります。参考にしてください。

対象年齢(目安) ラケットサイズ
レッドステージ 5~8歳 17inch~23inch
オレンジステージ 8~10歳 23inch~25inch
グリーンステージ 9歳~ 25inch~26inch

 

③技術の習熟具合

この「技術の習熟具合」を基準に、ラケットサイズを選ぶことが大切です。

身長が低くても技術の習得が早いジュニアもいれば、

テニスを始めた年齢などにより、身長が高くても技術の習得が十分ではないジュニアもいます。

テニスは道具を操作するスポーツの1つです。

道具の操作性を考えた時に、長すぎるラケットや重すぎるラケットでは、

ラケットを操作することが非常に難しくなります。

テニスを始めた初期のころは、身長に合わせたラケットよりも少し短いラケットの方が、扱いやすいかもしれません。

 

次回も、ジュニアラケットについて書きたいと思います。

 

次回に続く。。。