【スタッフブログ】ジュニアレッスンの今と昔

2019-10-07

~スタッフブログ~

東京都調布市にあるテニススクール
桜田倶楽部・東京テニスカレッジ
テニスで本物を目指す

こんにちは。桜田倶楽部・東京テニスカレッジで一般・ジュニア・育成クラスを担当している宮崎です。

今回のテーマは「ジュニアレッスンの今と昔」です。

私がアルバイトでテニスコーチを始めて20年近く、桜田倶楽部でレッスンを始めて17~18年が経ちました。その間に大小問わず多くのスクールが開講されてきていますが、レッスンも大きく変化してきています。

まず大きく変わっているのが道具の進化と多様化です。
私がアルバイトでテニスコーチを始めたころは、レッスンで使用するボールはレギュラーボールとスポンジボールでした。
それが今は、スポンジ・レッド・オレンジ・グリーン・レギュラーと5種類あります。
(アウトドアスクールでは風の影響を受けやすいスポンジボールは使われないかもしれません)
ラケットも年齢や体のサイズ、その子の技量に対応した長さのラケットがあります。
通常のラケットサイズは27inchですが、その前に6段階のラケットサイズがあるため、一番短いラケットを使えば3歳時でもテニスを楽しむことが出来ます。
20年前はこれほど多くのラケットサイズは浸透していなかったように記憶しています。
(実際には存在していたかも知れませんが)

続いて大きく変わってきているのが、レッスン内容です。
レッスン内容の進化・変化は非常に大きいと実感しています。
皆様がテニスを始めようと思ってテニスを習うと考えた時に、真っ先に思い浮かぶのは何でしょうか。
まずラケットの握り方でしょうか?それとも構え方?
テークバックからインパクト、そしてフォロースルーといった一連のフォームを素振り等で習うことでしょうか?
以前は素振り等を行いフォーム覚え、球出し練習でボールをたくさん打つといったレッスンが主流だったかもしれません。
しかし、現在はテニスを始めたその日からラリーを行い、ゲームを行います。
これは、「play&stay」というプログラムの影響が大きいと思います。
ラリーを行いゲームを行うということだけが「play&stay」ではありませんが、このプログラムによって、低年齢のジュニアの技術は向上していると感じています。
※「play&stay」については以前のブログに書いてありますのでそちらもご参照ください。

ジュニアレッスンだけに関わらず、これからの10年でテニスレッスンはどのように変わっていくのでしょうか。
スマートフォンやタブレットを使用し、動画を使ったレッスンを行うスクールも出てきています。
今後、テニスレッスンがどのような形のレッスンに変化していくのか、テニスコーチとしても非常に楽しみです。