【結果】ジュニアワンデイ


【結果】12/8 ワンデー オレンジボール

優勝 亀山登夢(TTC) 準優勝 島田紗菜(レイムテニスセンター)
本格的に冬支度をしないといけないくらいの寒さと吹き荒れる風のなか本日のワンデーが始まる。 そんな寒さを選手たちはものともしないのか、元気よく試合をしていた。以前出場したことがある選手たち、初出場の選手たち、も試合を進めていく中での成長をとても感じれた。
決勝は、亀山選手と島田選手の2名。同い年の2人の対戦は1ポイント目から激しい打ち合いで試合が始まる。サーブとフォアで優位に立つ島田選手が序盤は押しているように見えたが、徐々に亀山選手のテンポの速いラリーが刺さり始める。試合は一進一退で進み最終ゲームに突入する。最終局面で亀山選手のサーブが光った。サービスエースもあり亀山選手がその勢いのまま優勝を飾った。
ワンデーでは、試合が始まる30分前からコートを使用してのウォーミングアップをしています。私たちは特に声はかけず、好きなようにさせてます。狙いは、「自分たちのアイデアで練習をする」、「初めての相手とコミニケーションをとる」、「時間配分を考える」などなど、、、。 自分の意思を相手に伝えるのと同時に相手のやりたいことを聞くことで、自分勝手な選手にならないようにという私たちの願いがあるのでこのスタイルにしています。 相手がいないとテニスはできないので、相手のことを考えれる選手になってください。相手を思った行動は自分にとっても良い影響もたらしてくれることが多いですよ。
知久和弘




【結果】12/1 ワンデー レギュラーボール

優勝 荒木陸生(東宝調布テニスクラブ) 準優勝 高橋千明(志津TC)
本日のワンデーはレギュラーボールの部。最近は天候にも恵まれ、今日も快晴の中始まる。 予選リーグは、スコアで見るとワンサイドな結果が多かったが、内容的にはとても好印象だった。
予選を勝ち上がり決勝に上がったのは、荒木選手と高橋選手で、小学3年生同士の対決となった。 フォアの攻めとドロップで組み立てるアグレッシブな高橋選手と、中弾道のスピンやスライスを混ぜたりするどちらからといえばディフェンシブな荒木選手。序盤からぶつかり合いナイスゲームになる予感しかなかった。 どちらも譲らず、一進一退で試合が進み、タイブレークに突入する。シーソーゲームかと思われたが、徐々に均衡が崩れ始め、最後は荒木選手が突き放し勝利をもぎ取った。
今回の決勝戦は、最近のワンデーの中でのベストマッチでした。お互いが戦っていましたし、勝負から逃げず、気持ちが折れず、2人の選手の意思がすごく伝わってきました。 心・技・体、どれか一つでも欠けるといけません。目には見えなく見落としがちな「心」の部分。そこが強い選手には結果は自ずとついてきますよ。 知久和弘

【結果】11/10 ワンデー オレンジボール

優勝 石川晟徳(桜田テニスカレッジ) 準優勝 長島琴巴(チームウッド)
昼頃に雨が降ったり、夜また雨が降る予報だったり、最近のワンデーは快晴でのスタートがなかなか切れないことが多い。
選手たちのウォーミングアップが終わり、予選リーグの試合が始まる。初戦は全体的に硬さが見え、ラリーが少ない試合が多かったが、中盤から徐々に相手とのやりとりが増えてナイスゲームが増えてきた。
予選リーグを勝ち上がり、決勝に駒を進めたのは、全勝だった長島選手と、一方で混戦の中なんとか勝ち上がった石川選手の2名となった。 決勝戦は、序盤から2人の全力がぶつかり、周りを引き込むような雰囲気だった。シーソーゲームで試合が進み、終盤に差し掛かるあたりで雨が降ってきた。だが2人は気にする様子もなく試合に没入していた。試合のラストポイント、5-5の40-40での一本勝負。取ったのは石川選手だった。
試合には自信を持った状態で挑んでください。日頃から全力で取り組み、壁を逃げずに乗り越えてください。そうすると自分を信じる事が出来ると思います、負けるというアイデアが出ないくらいに。
知久和弘





【結果】10/20 ワンデイ レギュラーボール

優勝 守田凌馬(高輪テニスセンター) 準優勝 川野衿佳(桜田テニスカレッジ)
本日のワンデーはレギュラーボールの部。「涼しい」より「寒い」が正しいくらいの気候の中今回もスタートする。
最近のワンデーでは、初出場の選手と常連の選手が半数くらいの時が多く、選手たちの色々な面が見れる大会になってきた。 予選リーグでは、守田選手が危なげない試合展開で全勝し、決勝戦に駒を進める。一方では、ロングマッチを制した川野選手が守田選手待ち構える決勝に向かう。 序盤はお互い様子を見ているような感じで、少し硬さが見えた。ラリー戦も多く、一進一退に思えた。しかし、そこから守田選手が川野選手を動かして揺さぶっていく。川野選手は必死に喰らいつくが良いポジションに入れなくなり、徐々に開いていく差を埋めることが出来ず守田選手の勝利で幕を閉じた。
今回の大会は、選手皆、「戦っていた」。純粋に目の前の相手とぶつかり、勝負から逃げ出す瞬間は全くありませんでした。当然と言ってしまえばそうなのですが、これがなんとも難しい。上手くいかないと「調子が悪い」で終わらせたくなりますよね。でもそれはすごく勿体無いことをしていると気付けた時に更なる成長が待っていますよ。
知久和弘





【結果】10/13 ワンデイ オレンジボール

優勝 伊藤壮矢(桜田倶楽部) 準優勝 安里信希(桜田カレッジ)
ようやく夏も過ぎ、残暑も落ち着いて気持ち良く運動が出来る季節になりましたね。
本日のワンデーはオレンジボールの部。今までオレンジボールに出場していた選手がグリーンボールに上がり、新たなメンバーが増えてきた。初出場、初めての試合、選手やご父兄から期待や不安が入り混じったような雰囲気のなかスタートする。
緊張感のなか予選リーグが始まった。初戦の中盤頃から選手から声が出始めたりして全体的に盛り上がりを見せる。 選手のほとんどが、必死にボールを追いかけコートに入れようとするので、自然とロングラリー、ロングマッチが増えてきていた。その中でラリーを制し決勝戦に上がったのは、伊藤選手と安里選手。決勝戦が始まり、序盤はすこあも均衡していて、ロングマッチが予想された。だが、伊藤選手がじわじわ差を広げていく。安里選手も必死にくらいつき、ゲームを返したりしたが、伊藤選手のリードに届かず伊藤選手が優勝を飾った。
初めてのことにトライすることはすごく勇気のいることなので、一歩踏み出せたことをすごく評価してください。それから、その時の気持ちを忘れないようにしてください。どんな時も「初心」に戻ることを忘れずに前に進みましょう。駆け抜けなくても良いです、ゆっくり歩いて進んでも良いです。決して止まらないように。足踏みでも。
知久和弘




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【結果】9/15 ワンデイ レギュラーボール

優勝 有松夏穂(TTC) 準優勝 榊美莉羽(志津テニスクラブ)
今回のワンデーはレギュラーボールの部。本日も前回と同じような少し怪しい天気予報の中スタートする。 結果として、全ての試合を行うことが出来、一安心でした。
リーグを勝ち上がり決勝に駒を進めたのは、有松選手と榊選手。最近のレギュラーボールの部では、女子選手同士の決勝戦が多くなってきて、今回も同様に女子対決となった。 決勝戦は、1セット・ノーアドバンテージで行った。予選リーグを見て、この2人はきっと面白い良い試合になると判断して決勝戦だけルールを変更しました。 予想通り、スタートからぶつかり合いが始まり、お互い一歩も譲らない試合展開。シーソーゲームだったが、最後勝ち切ったのは、有松選手。どちらの選手が勝ってもおかしくない拮抗した試合で、周りを引き込む魅力に溢れたナイスゲームだった。終了時、自然と拍手が巻き起こる。
今大会は全体的にフェアな試合が多く、外から見ていて、選手たちの素直さをとても感じました。純粋に勝負をし、全力を出す。本気になれば周りの人は勝手に認めます。全てのことに全力で向かってください。結果は自ずとついてきますよ。
知久和弘




【結果】9/8 ワンデイ オレンジボール

優勝 渡辺慶(桜田倶楽部) 準優勝 渡辺怜(桜田倶楽部) 本日のワンデーはオレンジボールの部。大気が不安定でもしかしたら雨が降るかも知れないと、ソワソワした中での開催となった。
予選リーグでは、優勝経験のある渡辺慶選手が危なげない試合をし、決勝へと駒を進める。 一方で粘りのテニスで一勝ずつ勝利を重ねて結果として全勝で勝ち上がった渡辺怜選手。今回の決勝は兄弟対決となった。
スタートからペースを掴んでいるのは渡辺慶選手。あっという間に5-1で王手をかける。だがここで渡辺怜選手の粘りがジワジワと渡辺慶選手に効いてくる。少しずつ差を縮め、5-4まで追いつくも最後は兄の意地で渡辺慶選手が優勝を飾った。
スポーツは何が起こるかわかりません。いつもできている事が出来なかったり、いつも勝っている相手に負けたり、圧倒的な差があってもキッカケひとつでひっくり返ったり。決して気を抜かないようにしてください。逆の立場だった時、絶対諦めないでください。諦めなければチャンスは必ずきますから。 知久和弘




【結果】8/18 ワンデイ オレンジボール

優勝 渡辺慶(桜田倶楽部) 準優勝 中澤大和(桜田倶楽部)
今回は久しぶりの開催となったワンデーオレンジボールの部。お盆を過ぎても暑さが残る、まだ夏本番のようなタフな状況下で試合が始まる。 予選リーグは渡辺選手と中澤選手が危なげなく全勝で突破し、決勝戦を迎える。この2人は、以前にも何度か対戦経験があり、お互い意識し合っているように見えた。 決勝がスタートし、序盤は均衡していたが徐々に渡辺選手がリードし始め、中澤選手にフラストレーションが溜まる。中盤以降も中澤選手は状況を打破できず、結果として気持ちが崩れなかった渡辺選手が優勝を飾った。
低年齢(U12)では、テニスの技術はもちろん大事だが、気持ちの部分、それ以外の部分もとても大事で欠けてはいけません。逃げずに相手と戦い続ける心の強さや、上手くいかなくても自分のことがコントロール出来るとか、あとは細かいテニスのルールのところとか、、、 意外と知らないルールがあったりするので、ふとした時などにルールブック等で確認できると新たな気づきが生まれるかもしれませんね。 知久和弘





【結果】6/16 ワンデイ レギュラーボール

優勝 松尾悠希(フリー) 準優勝 塩澤俊之介(登戸サンライズ)
本日のワンデイは、とても夏らしい、選手にとって大変な環境でスタートした。
今回のこちらの狙いは、形式を6ゲーム先取・ノーアドで進行して、順位決定戦までスムーズにいけたらなと考えていたが、結果として良い意味で見事に裏切らた。 2グループに分けてリーグをおこなったが、どちらも接戦が多く、この形式とは思えないほどのボリュームとなった。
決勝戦は、松尾選手と塩澤選手。決勝が始まる時には両者隠し切れない疲労が見えた。試合が始まると、学年、身体ともにひと回り大きい松尾選手が優勢で試合が進んでいく。塩澤選手も必死にくらいついて最後までボールを追いかけるが、あと一歩が届かない。最終的に6-2で松尾先取が優勝を飾ったが、スコア以上に内容があった試合だった。
上手くいかない時、負けている時には相当なエネルギーが必要です。上手くいっている時は自然と気持ちが上がったり、心に余裕が出てきたりします。劣勢の時こそ元気よく、強い気持ちを持ってください。心は熱く、でも頭の中は冷静に。
知久和弘




【結果】6/9 ワンデイ オレンジボール

優勝 亀山登夢(TTC) 準優勝 尾崎光(TTC)
本日のワンデイはオレンジボールの部。最近のワンデイは常連メンバーと新規メンバーが半々くらいになってきていて、どんな大会になるのか予想ができない面白い大会になってきた。
その中で圧倒的なスコアでリーグを勝ち上がった尾崎選手。強烈なサーブで他の選手を寄せ付けない試合運びだった。反対のリーグでは亀山選手がタフマッチを勝ち切りなんとかリーグ1位通過で決勝戦を迎える。 学年は違えど同じスクール同士の対決だったのでお互い意識しながら試合スタート。お互い一進一退で試合が進み、終盤に差し掛かる。体力なのか、気持ちなのか徐々に尾崎選手の武器のサーブの確立が下がり、一方で、プレイの質が下がらなかった亀山選手が6-5で優勝を飾った。
選手全員、沢山練習していると思います。ですが、割合はどうなっていますか?おそらくストロークが半分以上を占めていると思います。ある程度は仕方がないことですが、それだけでは試合は勝てません。ポイントのスタートは必ずサーブとリターンから始まります。それが入らなければ沢山練習しているストロークまでいけません。サーブ練習、リターン練習は地味な練習の部類ですがそこを怠らないように。好きではないこともコツコツ積み重ねた選手に結果はついてきますよ。
知久和弘






優勝 亀山登夢(TTC) 準優勝 島田紗菜(レイムテニスセンター)

本格的に冬支度をしないといけないくらいの寒さと吹き荒れる風のなか本日のワンデーが始まる。
そんな寒さを選手たちはものともしないのか、元気よく試合をしていた。以前出場したことがある選手たち、初出場の選手たち、も試合を進めていく中での成長をとても感じれた。

決勝は、亀山選手と島田選手の2名。同い年の2人の対戦は1ポイント目から激しい打ち合いで試合が始まる。サーブとフォアで優位に立つ島田選手が序盤は押しているように見えたが、徐々に亀山選手のテンポの速いラリーが刺さり始める。試合は一進一退で進み最終ゲームに突入する。最終局面で亀山選手のサーブが光った。サービスエースもあり亀山選手がその勢いのまま優勝を飾った。

ワンデーでは、試合が始まる30分前からコートを使用してのウォーミングアップをしています。私たちは特に声はかけず、好きなようにさせてます。狙いは、「自分たちのアイデアで練習をする」、「初めての相手とコミニケーションをとる」、「時間配分を考える」などなど、、、。
自分の意思を相手に伝えるのと同時に相手のやりたいことを聞くことで、自分勝手な選手にならないようにという私たちの願いがあるのでこのスタイルにしています。
相手がいないとテニスはできないので、相手のことを考えれる選手になってください。相手を思った行動は自分にとっても良い影響もたらしてくれることが多いですよ。

知久和弘









優勝 荒木陸生(東宝調布テニスクラブ) 準優勝 高橋千明(志津TC)

本日のワンデーはレギュラーボールの部。最近は天候にも恵まれ、今日も快晴の中始まる。
予選リーグは、スコアで見るとワンサイドな結果が多かったが、内容的にはとても好印象だった。

予選を勝ち上がり決勝に上がったのは、荒木選手と高橋選手で、小学3年生同士の対決となった。
フォアの攻めとドロップで組み立てるアグレッシブな高橋選手と、中弾道のスピンやスライスを混ぜたりするどちらからといえばディフェンシブな荒木選手。序盤からぶつかり合いナイスゲームになる予感しかなかった。
どちらも譲らず、一進一退で試合が進み、タイブレークに突入する。シーソーゲームかと思われたが、徐々に均衡が崩れ始め、最後は荒木選手が突き放し勝利をもぎ取った。

今回の決勝戦は、最近のワンデーの中でのベストマッチでした。お互いが戦っていましたし、勝負から逃げず、気持ちが折れず、2人の選手の意思がすごく伝わってきました。
心・技・体、どれか一つでも欠けるといけません。目には見えなく見落としがちな「心」の部分。そこが強い選手には結果は自ずとついてきますよ。
知久和弘



優勝 石川晟徳(桜田テニスカレッジ) 準優勝 長島琴巴(チームウッド)

昼頃に雨が降ったり、夜また雨が降る予報だったり、最近のワンデーは快晴でのスタートがなかなか切れないことが多い。

選手たちのウォーミングアップが終わり、予選リーグの試合が始まる。初戦は全体的に硬さが見え、ラリーが少ない試合が多かったが、中盤から徐々に相手とのやりとりが増えてナイスゲームが増えてきた。

予選リーグを勝ち上がり、決勝に駒を進めたのは、全勝だった長島選手と、一方で混戦の中なんとか勝ち上がった石川選手の2名となった。
決勝戦は、序盤から2人の全力がぶつかり、周りを引き込むような雰囲気だった。シーソーゲームで試合が進み、終盤に差し掛かるあたりで雨が降ってきた。だが2人は気にする様子もなく試合に没入していた。試合のラストポイント、5-5の40-40での一本勝負。取ったのは石川選手だった。

試合には自信を持った状態で挑んでください。日頃から全力で取り組み、壁を逃げずに乗り越えてください。そうすると自分を信じる事が出来ると思います、負けるというアイデアが出ないくらいに。

知久和弘











優勝 守田凌馬(高輪テニスセンター) 準優勝 川野衿佳(桜田テニスカレッジ)

本日のワンデーはレギュラーボールの部。「涼しい」より「寒い」が正しいくらいの気候の中今回もスタートする。

最近のワンデーでは、初出場の選手と常連の選手が半数くらいの時が多く、選手たちの色々な面が見れる大会になってきた。
予選リーグでは、守田選手が危なげない試合展開で全勝し、決勝戦に駒を進める。一方では、ロングマッチを制した川野選手が守田選手待ち構える決勝に向かう。
序盤はお互い様子を見ているような感じで、少し硬さが見えた。ラリー戦も多く、一進一退に思えた。しかし、そこから守田選手が川野選手を動かして揺さぶっていく。川野選手は必死に喰らいつくが良いポジションに入れなくなり、徐々に開いていく差を埋めることが出来ず守田選手の勝利で幕を閉じた。

今回の大会は、選手皆、「戦っていた」。純粋に目の前の相手とぶつかり、勝負から逃げ出す瞬間は全くありませんでした。当然と言ってしまえばそうなのですが、これがなんとも難しい。上手くいかないと「調子が悪い」で終わらせたくなりますよね。でもそれはすごく勿体無いことをしていると気付けた時に更なる成長が待っていますよ。

知久和弘











優勝 伊藤壮矢(桜田倶楽部) 準優勝 安里信希(桜田カレッジ)

ようやく夏も過ぎ、残暑も落ち着いて気持ち良く運動が出来る季節になりましたね。

本日のワンデーはオレンジボールの部。今までオレンジボールに出場していた選手がグリーンボールに上がり、新たなメンバーが増えてきた。初出場、初めての試合、選手やご父兄から期待や不安が入り混じったような雰囲気のなかスタートする。

緊張感のなか予選リーグが始まった。初戦の中盤頃から選手から声が出始めたりして全体的に盛り上がりを見せる。
選手のほとんどが、必死にボールを追いかけコートに入れようとするので、自然とロングラリー、ロングマッチが増えてきていた。その中でラリーを制し決勝戦に上がったのは、伊藤選手と安里選手。決勝戦が始まり、序盤はすこあも均衡していて、ロングマッチが予想された。だが、伊藤選手がじわじわ差を広げていく。安里選手も必死にくらいつき、ゲームを返したりしたが、伊藤選手のリードに届かず伊藤選手が優勝を飾った。

初めてのことにトライすることはすごく勇気のいることなので、一歩踏み出せたことをすごく評価してください。それから、その時の気持ちを忘れないようにしてください。どんな時も「初心」に戻ることを忘れずに前に進みましょう。駆け抜けなくても良いです、ゆっくり歩いて進んでも良いです。決して止まらないように。足踏みでも。

知久和弘










<br.


優勝 有松夏穂(TTC) 準優勝 榊美莉羽(志津テニスクラブ)

今回のワンデーはレギュラーボールの部。本日も前回と同じような少し怪しい天気予報の中スタートする。
結果として、全ての試合を行うことが出来、一安心でした。

リーグを勝ち上がり決勝に駒を進めたのは、有松選手と榊選手。最近のレギュラーボールの部では、女子選手同士の決勝戦が多くなってきて、今回も同様に女子対決となった。
決勝戦は、1セット・ノーアドバンテージで行った。予選リーグを見て、この2人はきっと面白い良い試合になると判断して決勝戦だけルールを変更しました。
予想通り、スタートからぶつかり合いが始まり、お互い一歩も譲らない試合展開。シーソーゲームだったが、最後勝ち切ったのは、有松選手。どちらの選手が勝ってもおかしくない拮抗した試合で、周りを引き込む魅力に溢れたナイスゲームだった。終了時、自然と拍手が巻き起こる。

今大会は全体的にフェアな試合が多く、外から見ていて、選手たちの素直さをとても感じました。純粋に勝負をし、全力を出す。本気になれば周りの人は勝手に認めます。全てのことに全力で向かってください。結果は自ずとついてきますよ。

知久和弘










優勝 渡辺慶(桜田倶楽部) 準優勝 渡辺怜(桜田倶楽部)

本日のワンデーはオレンジボールの部。大気が不安定でもしかしたら雨が降るかも知れないと、ソワソワした中での開催となった。

予選リーグでは、優勝経験のある渡辺慶選手が危なげない試合をし、決勝へと駒を進める。
一方で粘りのテニスで一勝ずつ勝利を重ねて結果として全勝で勝ち上がった渡辺怜選手。今回の決勝は兄弟対決となった。

スタートからペースを掴んでいるのは渡辺慶選手。あっという間に5-1で王手をかける。だがここで渡辺怜選手の粘りがジワジワと渡辺慶選手に効いてくる。少しずつ差を縮め、5-4まで追いつくも最後は兄の意地で渡辺慶選手が優勝を飾った。

スポーツは何が起こるかわかりません。いつもできている事が出来なかったり、いつも勝っている相手に負けたり、圧倒的な差があってもキッカケひとつでひっくり返ったり。決して気を抜かないようにしてください。逆の立場だった時、絶対諦めないでください。諦めなければチャンスは必ずきますから。
知久和弘









優勝 渡辺慶(桜田倶楽部) 準優勝 中澤大和(桜田倶楽部)

今回は久しぶりの開催となったワンデーオレンジボールの部。お盆を過ぎても暑さが残る、まだ夏本番のようなタフな状況下で試合が始まる。
予選リーグは渡辺選手と中澤選手が危なげなく全勝で突破し、決勝戦を迎える。この2人は、以前にも何度か対戦経験があり、お互い意識し合っているように見えた。
決勝がスタートし、序盤は均衡していたが徐々に渡辺選手がリードし始め、中澤選手にフラストレーションが溜まる。中盤以降も中澤選手は状況を打破できず、結果として気持ちが崩れなかった渡辺選手が優勝を飾った。

低年齢(U12)では、テニスの技術はもちろん大事だが、気持ちの部分、それ以外の部分もとても大事で欠けてはいけません。逃げずに相手と戦い続ける心の強さや、上手くいかなくても自分のことがコントロール出来るとか、あとは細かいテニスのルールのところとか、、、
意外と知らないルールがあったりするので、ふとした時などにルールブック等で確認できると新たな気づきが生まれるかもしれませんね。
知久和弘











優勝 松尾悠希(フリー) 準優勝 塩澤俊之介(登戸サンライズ)

本日のワンデイは、とても夏らしい、選手にとって大変な環境でスタートした。

今回のこちらの狙いは、形式を6ゲーム先取・ノーアドで進行して、順位決定戦までスムーズにいけたらなと考えていたが、結果として良い意味で見事に裏切らた。
2グループに分けてリーグをおこなったが、どちらも接戦が多く、この形式とは思えないほどのボリュームとなった。

決勝戦は、松尾選手と塩澤選手。決勝が始まる時には両者隠し切れない疲労が見えた。試合が始まると、学年、身体ともにひと回り大きい松尾選手が優勢で試合が進んでいく。塩澤選手も必死にくらいついて最後までボールを追いかけるが、あと一歩が届かない。最終的に6-2で松尾先取が優勝を飾ったが、スコア以上に内容があった試合だった。

上手くいかない時、負けている時には相当なエネルギーが必要です。上手くいっている時は自然と気持ちが上がったり、心に余裕が出てきたりします。劣勢の時こそ元気よく、強い気持ちを持ってください。心は熱く、でも頭の中は冷静に。

知久和弘









優勝 亀山登夢(TTC) 準優勝 尾崎光(TTC)

本日のワンデイはオレンジボールの部。最近のワンデイは常連メンバーと新規メンバーが半々くらいになってきていて、どんな大会になるのか予想ができない面白い大会になってきた。

その中で圧倒的なスコアでリーグを勝ち上がった尾崎選手。強烈なサーブで他の選手を寄せ付けない試合運びだった。反対のリーグでは亀山選手がタフマッチを勝ち切りなんとかリーグ1位通過で決勝戦を迎える。
学年は違えど同じスクール同士の対決だったのでお互い意識しながら試合スタート。お互い一進一退で試合が進み、終盤に差し掛かる。体力なのか、気持ちなのか徐々に尾崎選手の武器のサーブの確立が下がり、一方で、プレイの質が下がらなかった亀山選手が6-5で優勝を飾った。

選手全員、沢山練習していると思います。ですが、割合はどうなっていますか?おそらくストロークが半分以上を占めていると思います。ある程度は仕方がないことですが、それだけでは試合は勝てません。ポイントのスタートは必ずサーブとリターンから始まります。それが入らなければ沢山練習しているストロークまでいけません。サーブ練習、リターン練習は地味な練習の部類ですがそこを怠らないように。好きではないこともコツコツ積み重ねた選手に結果はついてきますよ。

知久和弘