【プレイヤーズ活動情報】ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2023(2023.8.17〜2023.8.27)

2024-04-24

ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2023(8月17日〜8月27日/有明テニスの森公園)が開催され、今年から会場が有明テニスの森に移り、全日本選手権や楽天オープン、東レPPOと同じ会場で行われました。

今年は桜田倶楽部から18歳以下女子ダブルス佐藤弘夏(高校2年/17歳)・小野陽菜(毎日庭球日)ペア、14歳以下男子シングルス小林兼輔(中学3年/14歳)、14歳以下男子ダブルス小林兼輔・豊田晟大(中学3年/14歳)ペア、12歳以下女子シングルス岩佐綾香(小学5年/11歳)、12歳以下女子ダブルス岩佐綾香・勝瑞理子(善福寺公園テニスクラブ)ペアの4名が出場しました。

結果は下記の通りです。

18歳以下女子ダブルス

佐藤弘夏・小野陽菜ペア:2回戦敗退

14歳以下男子シングルス

小林兼輔:3位

14歳以下男子ダブルス

小林兼輔・豊田晟大ペア:Best8

12歳以下女子シングルス

岩佐綾香:1回戦敗退

12歳以下女子ダブルス

岩佐綾香・勝瑞理子ペア:2回戦敗退(棄権)

12歳以下シングルスの岩佐は、相手選手が今大会3位の実力者と初戦で対戦しました。

相手のテンポの速いラリーに頑張って必死に喰らい付きましたが、残念ながら初戦敗退に終わりました。

ダブルスは見事初戦を勝ち上がりましたが、2回戦はパートナーの怪我のため、やむなく棄権をし、2回戦で今大会を終えました。勝瑞選手の状態が早く良くなるよう、回復を祈ります!

岩佐は来年も12歳以下を戦えるので、来年リベンジしよう!

18歳以下女子ダブルスの佐藤は1回戦を勝利し、2回戦へ。

2回戦では第2シードのペアと対戦し、ファイナルセットスーパータイブレークまでもつれる大激戦となりましたが、7-10で惜しくも敗退し、2回戦で今大会を終えました。

佐藤は来年ジュニアラストイヤーになります。

後悔が残らないよう、これからも頑張ろう!

14歳以下ダブルスの小林・豊田はお互いにスケジュールが合わず、1年振りのペアリングで今大会に臨みました。

1回戦では関東のペアに勝利し、2回戦へ。

2回戦では第6シードの九州のペアに勝利し準々決勝に進みました。

準々決勝では前年の12歳以下のダブルスチャンピオンに実力差を見せられ、完敗しました。

調整期間が無くここまで進めたのは立派だと思います。

14歳以下男子シングルスの小林は1ヶ月に及ぶヨーロッパ遠征を終えて、成長が見られる内容で準決勝まで勝ち進みました。

小林自身、全国大会の準決勝は今大会で4度目で、過去3回は全て敗退し、3位に終わっています。

今回は4度目の正直で準決勝に挑みましたが、相手選手の勢いのあるテニスに気持ち的に守りに入ってしまい、いつもの攻撃的なプレーに精彩を欠き、6-7(1),2-6で敗退しました。

今大会は全国初優勝を狙っていただけに、4度目の3位というとても悔しい結果に終わりましたが、次に向けて前を向くしかありません。

本物の強い選手になれるように、日々の練習から高い意識で鍛錬を重ねていきましょう!

国内ジュニアでは今大会がシーズンの区切りとなり、選手達の年齢カテゴリーが変動します。

来シーズンに向けて、桜田倶楽部選手スタッフ一同、頑張って参りますので、引き続き応援のほど宜しくお願い致します。

今大会は連日酷暑の中、ヒートポリシーを積極的に適用したり、試合後のアイスバスやインタビュー、毎試合でアイススラリー支給など、選手ファーストで、選手達がベストで戦い沢山経験を積めるよう、よく考えられた大会でした。

そして、出場選手全員が、「全日本ジュニアに出れて、戦えて良かった」と思えた大会だったと思います。

素晴らしい大会でした。

奈良くるみトーナメントディレクターをはじめとする、大会関係者の皆様、スタッフの皆様に深く御礼を申し上げます。