【結果】ジュニアワンデーマスターズ大会(レギュラー・グリーン)

2019-11-15

11月10日(日) 1年間のワンデー集大成、マスターズ大会が開催されました。

マスターズ大会は、レギュラー・グリーンボールで好成績を残した選手が集うハイレベルな大会です。

今年も白熱した試合が多数繰り広げられました!

グリーンボールの部を制したのは増田跳馬選手。
鋭いフラット系のショットが持ち味の選手です。

彼の優勝スピーチのコメントでは、最近プレプレイヤーズの練習で取り組んでいるトップスピン系のストロークが上手くいったと語っていました!
練習で取り組んでいる事が結果として形になること、日頃の地道な努力の成果です!

残念ながら準優勝で終わった熊倉怜子選手ですが、彼女の魅力は人間性の強さです。誰にでも快く関わり合える普段の姿から、試合に入ると眼の色が変わります。
勝負師の目になります。
彼女のこのスイッチの切り替えが、今後もテニスに活かされることでしょう!

レギュラーボールの部を制したのは、佐野彗選手!
彼は今年のワンデー大会のほとんどを制し、満を辞しての出場でした。
やはり幾度も大会を制している事もあり、自身に満ちたプレーでした。

決勝で顔を合わしたのは阿部素晴選手。
彼は片手バックハンドを駆使し、スライスやドロップショットなども器用にこなせるマルチプレイヤー。

佐野選手は阿部選手に1度負けています。

この試合はとても観応えがありました。

試合終盤まで阿部選手を突き放していた佐野選手ですが、ここから阿部選手が多彩なショット、サービスで追い上げます。
まるでディミトロフ。とても面白いプレースタイルです。

ですが、追撃もここまで。

佐野選手が最後には意地を見せ、優勝。

やはり試合では自信がモノを言います。

自信と言うのは日頃の練習を、積み重ねて、磨き上げて、初めて出来上がると私は思っています。

NBAのレジェンド、コービー・ブライアントは「日々の練習の積み重ね、その準備で自信は生まれる」と語っていました。
彼自身この理論を『マンバメンタリティ』と呼んでいます。

彼らの試合を観て、1番難しいこの事が、勝利への近道なんだと、改めて考えさせられました。

マスターズ大会はこれにて閉幕ですが、今年度のワンデーはまだまだ続きます!
皆様のご参加、お待ちしております。

選手の皆さん、また来年のマスターズに向けて、日々鍛錬しましょう!