【スタッフブログ】テニス発祥の地はゆずれない!?

2019-10-31

~スタッフブログ~

東京都調布市にあるテニススクール
桜田倶楽部・東京テニスカレッジ
テニスで本物を目指す

こんにちは。桜田倶楽部・東京テニスカレッジで一般ジュニア・フロントを担当している藪内です。

みなさんは「テニス発祥の地」と聞くとどの国を思いうかべますか?
イギリス?フランス?オーストラリア?

今日はその知ってそうで意外と知られていないテニスの発祥の時代にタイムスリップしてみましょう。

この議論に関しては諸説ありますが結果どこからをテニスと呼ぶか?が問題になると思います。

多くの人の回答である「イギリス」ですがこれは「近代テニスを大きく普及させた国」と
言って良いでしょう。
イギリスは世界で最初の国際大会となる「ウィンブルドン選手権」を開催したことでテニスという娯楽スポーツに競技と言う一面を加え一気に全世界へ発信する事となりました。
上記の事からイギリスはテニスの生みの親と言うより育ての親のような立ち位置と言って
良いでしょう。

次に一般的に正解と言われている国「フランス」です。
フランスではもともと手のひらでボールを打つ娯楽スポーツであった「ジュドポーム」
(手のひら(paume)の遊び)が行われており、その後ラケットでボールを打つスタイルに進化していきます。
「テニス」の語源もフランス語、動詞tenirの命令形tenez!(トゥネス)取ってみろ!の意から来ていると言われています。


最後に名乗りを上げているのが「エジプト」説です。
エジプトにテニスのイメージは無い方がほとんどだと思いますが、1つのボールを複数の人間で打ち合う球技の歴史としては一番古く、紀元前まで遡ります。
紀元前15世紀の壁画に球を打ち合う人々の姿が描かれた物が発見された事からエジプトテニス発祥説も謳われています。
ただしこちらは宗教的な行為のひとつとして球体を複数人で打ち合うと言うものであり、かなり漠然としたかたちですのでこれを「テニスの発祥」と呼ぶにはあまりにも形になって
なさすぎるのではと個人的には感じています。(球技だとどれにでもあてはまってしまうのでは。。。)
現に「卓球の発祥」で調べてもこのエジプト説が出てきます。


今回取り上げた3か国がテニス発祥の話題で主にあげられます。

さらに詳しく知りたい方はインターネット等で調べると様々な起源を知る事が出来るので
チェックしてみてはいかがでしょうか。

テニスを様々な角度で見たり知ったりする事でテニスの新しい魅力が発見できるかもしれません。