【スタッフブログ】PLAY&STAYについて

2019-07-02

~スタッフブログ~

東京都調布市にあるテニススクール
桜田倶楽部・東京テニスカレッジ
テニスで本物を目指す

こんにちは。桜田倶楽部・東京テニスカレッジで一般・ジュニアコーチをしている櫻井です。
今回はPLAY&STAYについてお話しします。

桜田倶楽部・東京テニスカレッジのジュニアテニススクールでは、キッズクラス(幼稚園)も含め、PLAY&STAYを取り入れてレッスンを行っています。
PLAY&STAYとは、通常よりも速度の遅いボール、短いラケット、小さなコートを使用することで簡単にラリーをすることができ、小さな子供から高齢者の方まで、ラケットを持ったその日からテニスを楽しむことができるプログラムです。
『自分でサーブをして、ラリーをして、得点する』テニスの醍醐味、ゲームの面白さを実感してみてください。
TENNIS PLAY&STAYには3つのステージがあります。
成長過程の中で、レッドボール→オレンジボール→グリーンボールとコートの広さ、ラケットの長さ、ボールの速度を成長に伴い変えていくことで、最終的に通常のコートの大きさでイエローボールを使う段階まで到達させることができます。

このPLAY&STAYを取り入れてレッスンを行うことによって、サーブ、ラリー、得点を通じて高い技術の習得が可能となるレッスンメニューができます。桜田倶楽部のレッスンでも、ボールとコートの大きさを変更するだけではなく、活動的にレッスンへ参加できるように、列に並んで順番を待つことがなくなるメニューを考え、楽しく居心地の良い環境で子供がプレーできるようにレッスンを行っております。

このテニスプログラムは2012年よりITFのルールにより10歳以下を対象とした試合は、ボール速度の緩やかなレッド、オレンジ、グリーンボールを用いて、適切なサイズのコートで実施することが定められました。遅めの年齢(たとえ9歳以上)でテニスを始めるプレーヤーにおいても同様にレッドステージからの段階的な練習と試合を勧めます。
大切なことは、プレーヤーが現ステージのボールをコントロールしながら効果的に戦術を利用できるようになった時のみ、次のレベルに進級することです。子供の早すぎる進級は技術を上手く習得できず、自信や興味を失ってしまうかもしれません。

また、この時期において保護者の役割が最も重要となります。
なぜなら、この時期の子供たちは保護者の振る舞いに大きく影響を受けるからです。
試合はプレーヤーの成長にとても重要です。レッスンと同様に試合への参加を勧めてあげてください。桜田倶楽部でもチャレンジマッチを定期的に開催しています。
試合・競争を学ぶことは段階的な過程であることを理解して、勝ち負けは重要ではなく、最も大切なことは子供がテニス自体を好きになり、たくさんの試合を経験することです。試合や練習で良いふるまいを褒め、結果よりも子供自身に関心があることを子供に気づかせてあげてください。

PLAY&STAYはラケットを持ったその日からテニスを簡単に取り組め、楽しむことができるプログラムです。試合を通じて技術・戦略を上達させ、そして何よりもスポーツへの関心を高めてくれることを期待しています。