【結果】12/3 ワンデイ レギュラーボール

2023-12-04

優勝 原田理来(桜田倶楽部) 準優勝 武岡諒(桜田倶楽部)

2023年も残り1ヶ月。今年のワンデイも終盤戦に突入。

今回もレギュラーボール大会は4ゲームのショートセット(セミアドバンテージ)で行った。このルール設定は公認大会で行われているタイブレークを経験する機会を作りたいという思いで設定している。リーグ内で1~5位まで順位が決まった後、全員が順位戦を行った。1~3位はシングルス、4.5位はダブルス、各試合1セットマッチ(ノーアドバンテージ)で行った。このような形式は初の試みだったが新鮮で良かった。そんな中、今回決勝にコマを進めたのは初決勝進出の原田理来と初出場の武岡諒。原田はリーグ戦をわりと順調に勝ち抜いてきたが、武岡は熱戦が多く、粘って逆転勝ちのパターンが続いた為、初出場の緊張も含め、疲れが見えた。原田はフォアの角度のついたボールなどでコートを広く使い、組み立ててポイントを多くとった。リーグ戦で多く見られたミスも少し修正できていたように見えた。結果は原田の初優勝。武岡も食らいついたが、最後は悔しくて少しの間、ベンチから立ち上がれなかった。今回、リーグ戦を初めて全勝で上がってきた原田は終始ご機嫌な様子でルンルンしながら試合を行っていた。それが試合を良い方向に運んだのかも?気持ちの持ちようはすごく大事なポイントだと感じた。全体的にはもっとコートの中に入るスピード(縦の動き)が早くなると良いなと思った。横から見ているとみんな打点を落としすぎている印象。相手を押し込むことができた後の浮き球をコートの中で高い打点でとることができるともっと簡単に相手からポイントを奪うことができるようになる。そのためにはショットのあとのポジショニングも大事になる。低年齢のうちにこのようなことを考えて試合ができるようになるのが理想的。

下川花